6回まで毎回の11奪三振、降板時にはファンから喝采
エンゼルス大谷翔平選手が13日(日本時間14日)、本拠地でのツインズ戦に先発し、6回1/3を3安打11奪三振2四球1失点(自責1)と快投したが、白星には届かなかった。デビューから6戦で2度11奪三振以上を記録したのは、1908年以来メジャー史上3人目の快挙。渡米後最多103球(69ストライク)で見せた奪三振ショーに地元ファンは拍手喝采を送った。チームは9回に劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
立ち上がりからツインズ打線を寄せ付けなかった。初回、2回と内野安打を許したが、いずれも打ち取った打球を野手が捕球しきれなかったもの。3回の3者連続三振をはさみ、2回2死から8者連続凡退とした。
この日、トラウトを休養日で欠いたエンゼルス打線は、ツインズ先発の23歳ロメロを攻めあぐねたが、5回になんとか1点先制に成功。1点の援護をもらった大谷は、6回に四球と暴投などで2死三塁のピンチ。だが、最後はロサリオを空振り三振に仕留めて、珍しく感情を前面に出し、雄叫びを上げる場...