柳田悠岐、マーティン、杉本裕太郎の3人の本塁打数がついに並ぶ
レギュラーシーズンも残り30数試合となり、優勝争いと同時に、個人タイトルをめぐる争いも終盤に入ってきた。そんな中で、パ・リーグの本塁打王争いが混戦の様相を呈しており、先の読めない展開が続いている。
現在パ・リーグの本塁打ランキング上位3名を占めている、柳田悠岐選手、レオネス・マーティン選手、杉本裕太郎選手の3名は、いずれも本塁打王を獲得した経験が一度もない。すなわち、今季はキャリア初の本塁打王に輝く選手が誕生する可能性が、非常に高いということだ。
今回は、先述した3選手の各種打撃成績に加えて、月別の打撃成績、本塁打の打球方向と球種といった要素を紹介。それらの数字から各選手の打撃内容を振り返りたい。(以下、成績はいずれも9月10日の試合終了時点)
どの指標を見ても非常にバランスの良い優れた数字
まず、3選手の今季の打撃成績について見ていきたい。