田中の決勝被弾に「先の先まで考えてほしい」
11日、福岡ソフトバンクは延長11回の末、4対5で北海道日本ハムに敗れた。中盤までは熾烈な本塁打合戦、終盤はブルペン陣のしのぎあい。そんな試合はやはり手痛い被弾が決勝点となった。
「あと一本が出ない」試合は決して珍しいことではない。しかし「こうも打てないのか」と思わせる試合はそうあるものではない。
福岡ソフトバンクは3本の本塁打を放ったものの、9回までに3番・柳田悠岐、4番・内川聖一、5番・デスパイネ、6番・松田宣浩がそれぞれ2度ずつ、計8度の得点圏で凡退を繰り返した。中軸がことごとくチャンスで打てない。この悪い流れを延長に入っても断ち切ることがで...