課題だった1番を固定、脅威の3、4番も確立 オリックス中嶋監督の前半戦采配は?

2021.7.26(月) 15:03 Full-Count
42勝34敗11分で前半戦を首位で折り返したオリックス※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

福田は主に1番として起用され打率.313をマーク

 2年連続の最下位から首位ターンを決めたオリックス。投打が噛み合い前半戦を終え42勝34敗11分と貯金「8」を作り、下馬評を覆す活躍をみせている。1996年以来、悲願のリーグ優勝に期待がかかっている。
 今季は昨シーズン途中から監督代行を務めた中嶋聡監督が指揮を執り、経験の浅い選手も根気強く起用。一発長打が魅力も穴の大きかった杉本裕太郎を“覚醒”させ、吉田正尚との3、4番コンビを確立させた。
 先発陣も山本由伸、山岡泰輔、田嶋大樹の3本柱に高卒2年目の宮城大弥が加わり厚みも増した。宮城は前半戦だけで山本と並ぶリーグトップの9勝、リーグ2位の防御率2.10をマークするなど大車輪の活躍を...

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