100通り以上のオーダーを組んだ昨季から一転した今季序盤
今季も優勝候補の本命に挙げられていた王者・福岡ソフトバンクが苦戦している。前半戦を終えた段階で37勝37敗14分の勝率5割。4位で前半戦を折り返すことになり、Bクラスでのターンは2013年以来、8年ぶりとなった。
今季は球団OBの小久保裕紀ヘッドコーチが首脳陣に加わった。春季キャンプ中から工藤公康監督は野手面に関しては小久保ヘッドに一任。オーダーも小久保ヘッドコーチと打撃コーチが考え、提案してきたものを、工藤監督が最終的に確認する形で戦いを進めてきた。
昨季は相手投手や選手の状態などにより、オーダーを頻繁に組み替え、143試合で100通りを越えるスタメンを組んだ福岡ソフトバンク。良くても、悪くても固定されない日替わりオーダーには賛否ありながら、3年ぶりにリーグ優勝を果たし、4年連続の日本一...