2017年シーズン開幕まで3か月を切った。2月には春季キャンプがはじまり、過酷なシーズンに備えたチーム単位の調整が行われる。公式戦が終了したのが昨年の10月であることを思えば、シーズンの到来に期待を膨らませているファンもさぞ多いことだろう。
日本シリーズが終了して冬になり、オフシーズンに突入しても、侍ジャパンの強化試合やアジアウインターベースボールリーグなど、野球の試合は絶え間なく行われていた。だが2リーグに分かれ143試合を戦い抜くペナントレースは別格だ。半年以上あれば、下剋上も大逆転もいくらでも起こり得る。最も注視されるのは12球団の勝敗、リーグ優勝の栄冠の行方だろうが、ここではもっと焦点を絞り、長年チームの勝利に貢献してきた個人の記録に注目してみたい。2017年のペナントレースの展開に思いを馳せながら、シーズン中に大記録を達成する可能性の高いパ・リーグの選手について紹介していきたい。
【1500試合出場】
埼玉西武・栗山選手 達成ま...