投げさせてもらっていることに感謝
チームが球団ワーストとなる87敗を喫した中、ルーキーイヤーの昨季、中継ぎとして53試合に登板し16ホールド、防御率2.87を記録した千葉ロッテの有吉優樹投手。
2年目の今季は最初の6試合で5試合に登板と、いきなりフル回転。ここまでチームは30試合(5月7日時点)を消化し、半数近くの13試合に登板している。疲労も心配されるが、有吉投手は「(疲れは)全然ないです。それが仕事だと思っているので、投げさせてもらっているだけありがたい」と感謝する。
有吉投手といえば、九州三菱自動車時代に300人の顧客を抱えていた営業マン。一昨年の新入団会見では、営業トークで山室晋也球団社長に売り込んで欲しいというムチャぶりをお願いされ、「この有吉なんですけど、とても馬力があって、長持ちする商品になっております。ぜひたくさん使ってください。よろしくお願いします」と山室社長にアピー...