地元テレビ局の解説者が絶賛した変化球「なぜ打者にとって困難なのか」
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)の敵地マリナーズ戦で6回0/3を6安打2失点6奪三振と好投し、今季3勝目(1敗)を挙げた。開幕後は初めてコンビを組んだレネ・リベラ捕手の好リードもあり、カーブを有効に使ってマリナーズ打線を翻弄。これまで絶大な威力を発揮してきたスプリットだけでなく、日本時代に打者を圧倒していたスライダーも決め球として威力を発揮した。
メジャーの打者に新しい“引き出し"を見せ、その底知れぬ能力をあらためて証明する形となった今季5度目の先発登板を米国の専門家はどう見たのか。地元テレビの中継では、最速165キロを誇る豪腕の変化球を絶賛していた。
まずは、2点リードの2回に先頭の右打ちの主砲ネルソン・クルーズを三振に斬った場面。初球はスライダーで見逃し、2球目は97マイル(約156キロ)の直球でファウルと2球で追い込み、最後は88マイル(約142キロ)の外角低めへのスプリットで空振り三振...