機動力野球が浸透! 千葉ロッテのこれまでの戦いぶりを振り返る

2018.5.8(火) 15:07 パ・リーグ インサイト 岩下雄太

昨季、球団ワーストの87敗を喫した千葉ロッテ。最下位からの巻き返しを期す今季は3・4月を12勝12敗、勝率5割という成績で終え、5月に突入した今も奮闘を続けている。

井口監督が掲げる“機動力野球”が浸透

オープン戦で12球団2位タイの19盗塁を決め、足を絡めた野球への意識が浸透している。シーズンが開幕してからも積極的な走塁が目立ち、4月終了時点でリーグトップの34盗塁を記録。4月10日の埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム)では、積極的な走塁で決勝点を奪い、開幕から続いていた埼玉西武の連勝を8で止めた。
4月10日、1対1の6回。先頭の荻野貴選手が死球で出塁すると、2番・藤岡裕選手への初球で盗塁成功。藤岡裕選手は2ボールから犠打で荻野貴選手を三塁に進ませ、続く中村選手が四球と二盗で好機を広げる。そして4番・井上選手の犠飛で勝ち越しに成功した。
足を絡めて無安打で得点を挙げ、井口監督が掲げる“機動力野球"を体現する試合だった。

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