「産みの苦しみ」がドラマを生む――2000本安打達成者たちの言葉

2018.5.6(日) 18:06 Full-Count 広尾晃
福岡ソフトバンク・内川聖一

阪神・金本監督は王手から18打席無安打「ちょっと、じらし過ぎましたかね」

5月4日までに通算安打数を1999本とした福岡ソフトバンク内川聖一は、5日に行われたヤフオクドームでのオリックス戦に「4番・一塁」で先発。第1打席は二ゴロに倒れたが、第2打席に右前打を放ち、1999安打とした。
内川は5月2日の千葉ロッテ戦で2安打して「あと2本」としたが、以後、一直、二ゴロ、投ゴロ、三振、三振、二ゴロ、遊ゴロ、遊ゴロ、二ゴロと9打席凡退。打球は外野にも飛ばなかった。まさに「産みの苦しみ」。過去の大打者、安打製造機たちも、2000本安打に際しては、ずいぶん苦しんでいる。
「あと1本」まで迫ってから、18打席安打が出なかったのが現阪神監督の金本知憲だ。2008年4月6日の巨人戦で安打を打ってから4試合にわたって安打が出なかった。この間、打率は.407から.289に急降下している。4月12日に横浜スタジアムでの横浜戦、7回表に寺原隼人から右前打を放ち、ようやく長いトンネ...

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