両リーグともに半数の試合で、普段とは異なるオーダーを組むことに
交流戦においては、パ・リーグのホームゲームでは指名打者制度(DH)が導入され、セ・リーグ主催試合では導入されない。そういった事情もあり、パ・リーグのチームにとっては、ビジターでは普段と異なるオーダーの編成を余儀なくされる。こうしたホームとビジターの違いは、はたして実際のチーム成績にどの程度反映されているのだろうか。
今回は、直近5回の交流戦における各球団のホーム・ビジター成績の違いや、交流戦期間中にDHとして先発起用された選手たちの顔ぶれを紹介。そこから見えてくる、交流戦におけるホーム・ビジターの違いや、その重要性について考えていきたい。
2015年から4シーズン連続で納得の傾向が出ていたが……
まずは、2015年から2019年の間に開催された5度の交流戦における、各チームの成績を見ていこう。(赤字の部分は、ホームの勝率がロードを上回ったチーム)