日本生命セ・パ交流戦が5月25日に開幕する。2019シーズン以来、2年ぶりの開催を前に、まずは今大会のレギュレーションをチェックしよう。
予告先発はレギュラーシーズン同様に、交流戦も全108試合で採用される。一方、指名打者はパ・リーグ球団の主催試合のみ。普段は打席に立つことがないパ・リーグ投手のバッティングを、今から楽しみにしているファンもいるのでは?
各チーム、ホーム9試合・ビジター9試合の計18試合を戦い、勝率1位となった球団が交流戦優勝に輝く。
直近2019シーズンの交流戦をおさらい&今シーズン注目ポイント
ここからは2年前、2019シーズンの日本生命セ・パ交流戦を振り返ってみたい。この年、18試合で11勝5敗2分、勝率.688で優勝したのは福岡ソフトバンク。4球団に勝ち越し、2球団は1勝1敗1分のタイという巧者ぶりで交流戦8度目の頂点に立った。松田宣浩選手は18試合で打率.348、7本塁打14打点とチームに貢献し、交流戦MVPを獲得している。
優勝は逃したものの、福岡ソフトバンクに0.5差の2位に迫ったのがオリックス。交流戦前までは19勝30敗4分と低迷していたが、交流戦に入ると11勝6敗1分、勝率.647と躍進した。特筆すべきは当時ルーキーだった中川圭太選手。期間中9試合連続安打を記録するなど調子はうなぎ上り。打率.386で新人野手初の交流戦首位打者になった。
パーソル パ・リーグTVでは2021シーズンも交流戦の間は東京ドームでの巨人戦、甲子園での阪神戦も配信。5月25日の開幕カードから楽天が元チームメイトのウィーラー選手、高梨雄平投手と対戦する「巨人対楽天」や、千葉ロッテ・鳥谷敬選手の甲子園凱旋が楽しみな「阪神対千葉ロッテ」と話題...
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