プロ20年目。千葉ロッテ・井口資仁の挑戦

2016.3.18(金) 00:01 パ・リーグ インサイト マリーンズ球団広報 梶原紀章
千葉ロッテマリーンズ・井口資仁選手 ※球団提供

井口の朝は早い。まだ日が昇らぬ朝6時に集合をすると、起伏の激しいゴルフコースを40分間、ひたすら走る。朝食をとって、8時半に今度はグラウンドへ。1時間近い、入念なアップを行った後、ノックや打ち込みなどの技術練習を3時間。昼食を挟んで午後からはウェートトレーニングを行う。体幹を1時間。その後は、重い負荷を加えたマシントレで締める。すべてのメニューが終わるのは16時過ぎ。井口資仁内野手、41歳。日本プロ野球最年長野手とは思えぬ練習量で毎年恒例、沖縄での1月の自主トレで今年も体をイジメ抜き、一年をスタートさせた。
「昔から変わらないメニューをこなしたよ。若い選手とも同じメニュー。1月にしっかりとトレーニングをしないと、シーズンはもたない。1月が一番、キツいんじゃないかな」
球界でも屈指のハードトレとして知られる井口の自主トレ。弟子入りしたいと毎年、多くの選手が門を叩く。阪神・鳥谷敬内野手など他球団の選手も、ここで鍛え、一年をスタートさせる。一番若い選手で26歳。今年、42歳になる大ベテランは、それでも若手と同じメニューを涼し...

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