開幕6試合連続無失点も、7試合目で初黒星喫す
日本プロ野球より一足早く開幕した台湾プロ野球の主要トピックから、今季、味全ドラゴンズに入団した田澤純一のここまでの登板内容についても紹介しよう。田澤は3月17日、開幕2戦目の中信兄弟戦、4対0とリードした9回裏に台湾プロ野球初登板を果たすと、2アウトから内野ゴロをさばいたショートが悪送球、2塁にランナーを進められたものの、後続を中飛に打ち取り、チーム一軍復帰後初勝利となる試合を締めた。
3試合目の登板となった3月23日の楽天戦では、7対4とセーブがつくシチュエーションで登板、先頭の郭文嚴に2塁打を打たれたものの、林承飛を146km/hの外角直球、藍寅倫を134km/hのスプリットでいずれも空振り三振に切って取った後、梁家榮を力ない左飛に打ち取り、初セーブをマークした。
田澤は26日の富邦戦でも3対0の場面で登板、内野ゴロ3つに打ち取り、危なげなく2つ目のセーブを記録した。28日の富邦戦もビハインドの展開ながら1回2/3を無安打無失点、30日の楽天戦も三者凡退で3セーブ目をマーク、開幕6試合連続無失点と上々のスタート...