「スポーツに関わる仕事」と一口に言っても、多種多様だ。今回は、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営するスポーツ業界専門の転職エージェントサービス「PLMキャリア」を通じて転職された方にインタビュー。転職のきっかけや仕事の魅力を紹介していく。
ファンの熱狂が選手の輝きになる
プロスポーツとエンターテインメントは似ている。いや、興行と考えれば同じではないだろうか。野球のスタジアム、バスケットボールのアリーナ、ライブなどのステージ。いずれにしても集った観客を自らのパフォーマンスで魅了し、熱狂させるということに変わりはない。これを演出し、支え、より多くの感動を生み出すスタッフの存在も共通といえる。高山さんは、もともとタレント、歌手が多数所属する大手芸能事務所のグループ会社で、グッズの企画・販売や、イベント企画・運営に携わっていた。その経験やスキルはプロスポーツチームにおいてどのように生かされ、また、新しい価値や働きがいとなっているのだろうか? まず、現在の仕事内容について聞いていこう。
「今も基本的な仕事内容は変わりません。グッズやイベントの企画・制作、ファンクラブの運営などを担当しています。加えてチケットの販売にかかわる仕事もあります。グッズに関してはアイデア出しからデザイナーや発注先の選定、在庫管理まで一貫して行い、ファンクラブは、どのような特典をどのような金額で提供するかということから、ファンクラブ向けのイベント、会員管理まで、チケットでは席種の決定から販売管理までを行います」
かなり多岐にわたる業務を担い、日々考えること、動かなければいけないことの連続だが、モチベーシ...