3月10日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと巨人のオープン戦は、1対1で引き分けに終わった。
福岡ソフトバンクの先発・武田翔太投手は、落ち着いた投球で凡打の山を築き、ジャイアンツ打線を封じる上々の仕上がり。5回2安打2四球5奪三振無失点の好投でアピールした。一方の打線は、巨人の先発・今村信貴投手を打ち崩せず。5回裏まで2番・川島慶三選手の2安打、9番・海野隆司選手の安打による3安打のみと、両軍無得点の展開が続いた。
動きがあったのは投手が変わった6回裏。この回先頭の川島選手が巨人の2番手・高梨雄平投手から猛打賞となる左安打を放ったのを皮切りに、四球と進塁打で2死2、3塁とすると、栗原陵矢選手の二ゴロの間に1点...