“リアル”プロ野球の王者がついに優勝! 福岡ソフトバンクがeBASEBALLで初の日本一

2021.3.10(水) 10:00 パ・リーグ インサイト
日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークス©Nippon Professional Baseball ©Konami Digital Entertainment

 3月6日に行われたeBASEBALL プロリーグの頂上決戦「SMBC e日本シリーズ」。パ・リーグは前週に行われたコカ・コーラ eクライマックスシリーズを勝ち抜いた福岡ソフトバンクホークスが代表となり、セ・リーグ代表の横浜DeNAベイスターズと日本一をかけた試合を行った。
 福岡ソフトバンクはeクライマックスシリーズで逆転満塁ホームランを放つなど、MVPに輝く活躍を見せたキャプテン・加賀谷颯太選手が体調不良のため欠場。まさかの非常事態となったが、ここは前シリーズでキャプテンに救われたチームメイトが恩返しと言わんばかりの試合を見せた。

キャプテン不在でも強かった。福岡ソフトバンクが初のe日本一に

 初戦は1番手を予定していた加賀谷選手の代わりに原健四郎選手が出場。佐野恵太選手の2ランで先制されるも、同点で次の選手へ渡した。すると2番手・大上拓海選手が6回裏、相手野選の間に勝ち越し。さらにバレンティン選手の3ランなどで一挙5得点を挙げる。最後は3番手・平山大輝選手が継投で逃げ切って8対5で勝利した。
 これで流れをつかんだ福岡ソフトバンクは2戦目、1番手・原選手が1点を先制する。2番手・平山選手は4回裏、横浜DeNAの辻晴選手から3点を失い逆転されるも、5回表に栗原陵矢選手とグラシアル選手の2ランで再逆転。3番手を託された大上選手は8回表にバレンティン選手の2ランでリードを盤石のものとし、7対3で連勝を飾った。これにより、福岡ソフトバンクの日本一が決定。3年目のシーズンで、“リアル”プロ野球の王者がついに初の栄冠を手にした。

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