「9番・DH」の先発に「最初はいたずらだろうと思った」
25日に今季初昇格した千葉ロッテ大嶺翔太選手が、「9番・DH」でのスタメン起用に見事応えた。今季初スタメンとなった29日の北海道日本ハム戦(ZOZOマリン)で4安打2得点1盗塁と躍動し、6-5の逆転勝ちに貢献した。
2点を追う2回の第1打席、北海道日本ハム先発の加藤から左前打を放つと、続く荻野の打席で二盗に成功。さらに暴投を見逃さず、二塁から一気にホームを踏む好走塁も見せた。4回はフルカウントからフォークにしぶとく食らいついて遊撃内野安打。6回には2死からスライダーを左前に運んで逆転のお膳立てをすると、8回はハム4番手・浦野の146キロ外角低め速球をしぶとく中前打とし、4安打を記録した。
試合前に井口監督は「先発が左なのでDHに決めていた。結果を残せないと(1軍に)残れない選手」と話していたが、まるで指揮官の言葉が聞こえたような活躍ぶり。前日28日にロッカーに張り出されたスタメン表に「9番・DH」と書かれた自分の名前を見て「最初はサブマネージャーのいたずらだろうと思った」とお立ち台では笑わせたが、事実、本人も驚きの...