古巣に復帰して活躍を見せた助っ人は、過去にも多く存在している
1月8日、オリックスがステフェン・ロメロ選手の獲得を発表した。2017年から3シーズンにわたってオリックスでプレーしていたロメロ選手にとって、今回の移籍は2年ぶりの古巣復帰となる。昨季は楽天で103試合に出場し、24本塁打、OPS.893と活躍した長距離砲の加入は、昨季の得点数がリーグ最下位だったオリックスにとって、この補強は大きい。
ロメロ選手のように、前回在籍時や他球団での活躍を評価され、一旦チームを離れた後に再び古巣のユニフォームを着てプレーする外国籍選手は、過去にも存在した。チームのカルチャーをあらかじめ理解しているというだけでなく、球団がフランチャイズとする都市や、練習拠点や本拠地への適応に関する心配も無用となる点は、選手本人だけでなく、球団や周囲にとってもアドバンテージとなる。
今回は歴代のパ・リーグにおいて、過去に所属した球団に復帰し、その後に一定以上の活躍を見せた選手たちについて紹介する。