期待の21歳右腕はクローザーからセットアッパーへ
北海道日本ハムの日本人クローザー育成計画が第2段階に入っている。今季開幕からクローザーを務めていた石川直也投手が、24日のオリックス戦から8回を担当するセットアッパーに配置転換。その背景には、近い将来に絶対的守護神となるためにいろいろな経験をさせるという首脳陣の狙いがあった。
プロ4年目のシーズンを念願のクローザーとして迎えた21歳右腕が、栗山英樹監督から配置転換を告げられたのは、24日の練習が始まる前だった。そこまで9試合に登板して失敗も成功もあり、0勝1敗1ホールド、5セーブ、防御率6.75の成績だった。
「監督からは『いろいろな経験をしてほしい』と言われました。自分でも8回は難しいと思っているので、いい経験ができたらと思っています。もちろん最終的には9回をやりたいので、戻れるように結果を残...