主砲・山川には「走れて、守れるようになれば、すぐにでも1軍に合流を」
埼玉西武は18日、埼玉県所沢市の球団施設で、辻発彦監督、コーチ陣、渡辺久信GM、居郷肇球団社長らが「全体会議」を開催。2月1日からの春季キャンプでは、主砲の山川穂高内野手、即戦力として期待されるドラフト1位ルーキーの渡部健人内野手(桐蔭横浜大)、2位の佐々木健投手(NTT東日本)が故障の影響で、そろってキャンプB班(2軍)スタートに。また、来日2年目のコーリー・スパンジェンバーグ外野手、9年目を迎えるエルネスト・メヒア内野手がコロナ禍で来日のメドが立たず、公式戦開幕に間に合わない可能性があることも明らかになった。
2018、19年に2年連続本塁打王に輝いた山川は昨年に右足首を痛め、打率.205、24本塁打、73打点の大不振。シーズン終盤の10月31日には1軍登録を抹消され、戦線を離脱していた。辻監督は「軸足(右足)は打撃で1番大事。本人もそれがよくわかったと思う」と語り、「すごいスイングはできている。しっかり走れて、守れるようになれば、すぐにでも1軍に合流してもらいたい」と語った。
一方で“ポスト中村”として期待される長距離砲のルーキー渡部は、昨年11月の試合で右肩を故障。最速152キロ左腕の佐々木も、左肘の不安で昨秋の都市対抗では、準優勝したチームにあって2試合、計2イニングの登板にとどまった。2人とも今月10日に始まった新人合同自主トレでは、一部別メニューと...