俊足好守から強肩豪打へ。レオネス・マーティンが見せた来日後の“変化”とは?

2021.1.17(日) 11:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
《THE FEATURE PLAYER》Mマーティン『どれもが打った瞬間にYES!』な豪快弾(C)パーソル パ・リーグTV

来日直後から、千葉ロッテの主砲として活躍しているマーティン選手

「現役メジャーリーガー」という肩書きで入団した選手は数あれど、レオネス・マーティン選手の活躍ぶりは特異なケースと言えるだろう。2019年7月に千葉ロッテに入団したマーティン選手は、左打席から放たれる豪快なホームランと、威力・正確性ともに申し分のない驚異的な強肩を発揮。これぞメジャーリーガーというべきスケールの大きなプレーをたびたび披露し、幕張のファンの度肝を抜いた。
 来日以降のマーティン選手は、低打率ながら出塁率やOPSといった数字に優れる、典型的な一発長打の魅力を持った長距離砲として活躍を見せている。しかし、メジャーリーグで活躍していた若手時代のマーティン選手は、現在とは大きく異なるタイプの選手だったことをご存じだろうか。
 今回は、来日以降のマーティン選手が見せている選手としての特徴に加え、MLB時代のマーティン選手の活躍ぶりを、各種の成績と共に紹介。それに加えて、セイバーメトリクス的な指標によって端的に示された、マーティン選手の“変化”について、より深く迫っていきたい。

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