「年を取ると目から衰えてくる」 楽天の32歳銀次のレギュラー奪回への工夫とは

2021.1.14(木) 18:10 Full-Count
楽天・銀次※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

島内が「横から見ても後ろからみてもきれい」と憧れるスイングには陰りなし

 プロ16年目で2月に33歳となる楽天・銀次内野手。岩手県出身で、東日本大震災発生当時から楽天でずっと現役を続けている数少ない選手の1人とあって、震災からちょうど10年の今年は、否応なく注目される。13日には宮城県内で行った自主トレ終了後、「東北出身者として自分が先頭に立ってやっていきたい」と節目の年に臨む決意を示した。
 3年契約の1年目だった昨季は、88試合出場にとどまり、打率.236、0本塁打、23打点の不振。抜群のバットコントロールを誇り、ベストナインに2度(三塁手1度、一塁手1度)、ゴールデングラブ賞に1度(一塁手)輝いているベテランが、ベンチを温めるケースが増えた。今年はレギュラー奪回を目指すが、その前に「年齢」の壁が立ちふさがる。
 2月24日で33歳になる。「年を取ると、目から衰えてくる。目慣らしというか、自分なりにボールを見る訓練をやっています」と危機感をにじませ、具体的には「バッティング練習で打席に立つ時も、ボールを目だけで追う。体や首を動かさずに、目だけで追うようにしています」...

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