2002年選抜V腕はプロ通算340試合登板、20勝34敗120ホールド、防御率3.67
千葉ロッテから戦力外となった大谷智久投手が14日、現役を引退することを決めた。2009年にドラフト2位で入団し“幕張の海坊主”としてファンからも愛された右腕は「プロは需要と供給の世界。悔いのない11年だった」と決断を下した。
大谷は現役続行を目指し7日に行われた12球団トライアウトには参加せず、他球団からのオファーを待っていたがこの日までに連絡がなく引退を決めた。
報徳学園時代の2002年には選抜優勝投手として活躍、その後も早大でリーグ通算18勝、トヨタ自動車では2008年の日本選手権で連覇に貢献しMVPにも輝くなどアマ野球のエリートで経験を積んだ。一度は指名漏れも経験したが千葉ロッテでは先発、中継ぎとしてチー...