チームの浮沈を大きく左右する外国人選手の存在。2016年のパ・リーグ球団の外国人選手の成績は?

2016.11.5(土) 00:00 パ・リーグ インサイト

シーズンの戦いのカギを大きく握るのが、外国人選手の存在。各チーム、米国メジャーリーグはもちろん、マイナー、独立リーグと調査し、メキシコ、韓国、台湾と世界中に散らばっている有望株の発掘に力を入れている。2016年、各球団の外国人選手たちの働きを振り返ってみたい。
日本一に輝いた北海道日本ハムは、レアード選手が39本塁打でタイトルを獲得。日本シリーズでも3本塁打を放ってMVPに輝いた。チームの絶対的4番、中田選手から離し、7番あたりを打つことで、上位から下位まで眠らない打線が完成。シーズンを通して、チームを支えた。投手ではバース投手の日本シリーズでの活躍が記憶に新しい。複数回を任されても相手を封じ、3勝をマーク。シーズン中は8勝8敗、防御率3.65と抜群の成績ではないが、最終的にチームを頂点へ導いた。
2位の福岡ソフトバンクはサファテ投手が両リーグ最多の43セーブをマーク。64試合登板で防御率1.88と文句なしの成績を残した。一方で、カニザレス選手は打率2割に満たず、外国人野手が不作だったことが誤算。最大11.5ゲーム差をひっくり返されてのV逸。様々な理由はあれ、昨年、中軸としてフル回転し、31本塁打を放った李大浩選手の穴を埋められる存在がいなかったこ...

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