初球のフルスイングから一転…… 打席内での意識の変化が甲斐拓也の勝ち越し打を生んだ

2020.11.14(土) 17:57 パ・リーグ インサイト
福岡ソフトバンクホークス・甲斐拓也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 独特の緊張感が漂うPayPayドームで迎えた「2020 パーソル クライマックスシリーズ パ」第1戦は、両チームの執念がぶつかり合い終盤までもつれた結果、福岡ソフトバンクが逆転勝利。これでアドバンテージを含めて2勝とし、「SMBC日本シリーズ2020」進出へ王手をかけた。
 福岡ソフトバンク先発の千賀滉大投手は、2回表に安田尚憲選手の2ランで先制を許すと、5回表にも追加点を与える苦しい展開に。しかし中盤以降は要所を締め、6回まで3失点に抑える粘投で援護を待つ。すると6回裏にデスパイネ選手の適時打や敵失策も絡み、同点に追い付いた。
 試合を振り出しに戻した福岡ソフトバンクは、7回表を千賀投手、8回表をモイネロ投手が無失点に抑え、守備からリズムをつくる。そして迎えた8回裏、千葉ロッテの5番手・澤村拓一投手から、2つの四球と安打で2死満塁のチャンスを作り、打席には甲...

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