若き守護神・石川直に「バッター勝負」
北海道日本ハムの吉井理人投手コーチが20日、本拠地での福岡ソフトバンク戦で今季5セーブ目を挙げた石川直也投手を称えた。
2-1で迎えた9回、鶴岡慎也捕手が二盗を阻止して2死までこぎつけた後、2者連続四球を与えた場面でマウンドへ。逆転の走者が一塁にいるため、重盗もケアしなければいけない場面だが、伝えた言葉は「ランナーは気にせずバッター勝負しろ」だった。
「自分もクローザーをやったことがありますが、ああいう場面は割り切って投げないと抑えられない」と経験を踏まえた上での助言だった。その言葉に応えるように、21歳の守護神は川島を中飛に打ち取って、しびれる試合を...