【試合戦評】中軸の二発で広島を下し、連勝の北海道日本ハムが2勝2敗の五分に持ち込む

2016.10.26(水) 00:00 パ・リーグ インサイト

延長戦にもつれ込む熱戦となり、10回裏に大谷選手のサヨナラ打で今シリーズ初勝利を挙げた北海道日本ハム。1勝2敗となり迎える「SMBC日本シリーズ2016」の第4戦の先発は、北海道日本ハムが自身初の2桁勝利を挙げた3年目の高梨投手。一方の広島は新人の岡田投手による対決で試合が開始された。
先発・高梨投手は、球速以上の速さを感じさせる伸びのある直球を武器に、3回まで無安打投球。一方の北海道日本ハム打線は毎回走者を出すも、決定打を欠いてこちらも無得点。3回まで両チームのスコアボードに「0」が並び続ける。
試合が動いたのは4回表。四球で出塁を許した新井選手を1塁に置き、2死からエルドレッド選手が打ち上げた打球は右中間方向へ飛ぶ。これを内外野の4人が懸命に追い掛け、前進した近藤選手が落下地点で捕球を試みるも、これを捕球できず。不運な当たりで先制を許...

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