松坂ら高卒組から8年遅れてプロ入り「どっちかというとファンみたいな感じ」
松坂世代最後の野手が現役生活に別れを告げる。今季限りでの現役引退を発表した楽天・渡辺直人内野手は13日、本拠地・楽天生命パーク宮城で記者会見を行った。会見では、平成の球史を彩ってきた同学年の選手たちへの熱い思いを語った。
渡辺直は2006年大学生・社会人ドラフト5巡目で楽天入り。1998年ドラフトで高卒でプロ入りした埼玉西武・松坂大輔投手、阪神・藤川球児投手らから8年遅れてプロの世界に入った。その後は横浜・横浜DeNA、埼玉西武を経て2018年に古巣復帰。その間に同世代は続々とユニホームを脱ぎ、気がつけば松坂世代最後の野手となっていた。
会見では「僕は入団も社会人からで遅かったですし、どっちかというと世代のファンみたいな感じですかね」と表現。「それがみんなが大活躍してる中で遅れてプロに入って、一緒に野球ができたことは楽しかったですね」と振り返った。では、そんな遅れて入った渡辺直から見て“松坂世代”はどう映った...