5位低迷で霞む3連覇への道… 埼玉西武・辻監督を悩ませる“ポスト秋山問題”

2020.8.26(水) 16:16 Full-Count
埼玉西武のコーリー・スパンジェンバーグ、辻発彦監督、金子侑司(左から)※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

22歳・鈴木は18試合連続1番スタメンも1番での打率.222

 埼玉西武は25日、本拠地・メットライフドームで行われた北海道日本ハム戦に3-4で競り負け、今季2度目の4連敗を喫した。リーグ3連覇を狙う獅子は120試合制に短縮された今季、55試合を消化して借金7を抱え5位を低迷。4位・北海道日本ハムに4.5ゲーム差、首位・福岡ソフトバンクには8ゲームの大差をつけられる苦境だ。
 長年1番打者として機能していた秋山翔吾外野手が、今季から米大リーグ・レッズに移籍。その後釜が今季のポイントとなることは、誰もが予想していた。辻発彦監督も「どう考えても、そこが鍵」と断言していたが、案の定、1番を固定できないことが低迷の要因になっているようだ。今季1番を務めたのは、コーリー・スパンジェンバーグ外野手、鈴木将平外野手、外崎修汰内野手、高木渉外野手、木村文紀外野手の5人に上る。
 もともと、開幕前にリードオフマン候補として最も期待が高かったのは、盗塁王に2度輝いているスイッチヒッターの金子侑司外野手だった。しかし、開幕前の練習試合で34打数5安打、打率.147の不振。開幕1番には、練習試合で打率.481、4本塁打と爆発した新外国人スパンジェンバー...

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