森脇浩二氏は全球種を操る投球や守備だけでなく、コメント力も称賛した
■埼玉西武 3-1 オリックス(18日・京セラドーム)
オリックスの山本由伸投手が18日、本拠地・京セラドーム大阪で行われた埼玉西武戦で7回4安打1失点(自責0)の快投。“山賊打線”の先発メンバー全員から計12三振を奪う凄みを見せた。打線の援護がなく5試合連続で白星を逃したものの、球界随一の右腕であることを実証した。
山本は最近、7月26日の楽天戦で6回4失点、8月4日の千葉ロッテ戦で6回5失点、同11日の福岡ソフトバンク戦で5回5失点と不本意な投球が続いていたが、この日の姿こそ本来のものだ。最速156キロのストレートがうなりを上げ、フォーク、スライダー、カットボールのキレ、制球も抜群。ときおりカーブで緩急をつけるところまで...