MLB公式サイトが伝える「球団史上最高のスタートとなる1979年に並んだ」
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地ロイヤルズ戦に今季初めて「7番・DH」で出場し、4打数2安打1得点と今季3度目のマルチ安打を記録した。2回に自身メジャー初の二塁打を記録すると、8回には技ありの中前打を放ち、決勝のホームを踏む活躍。チームは5-4で逆転勝ちした。MLB公式サイトによると、12勝3敗のスタートは1979年に並ぶ球団史上最高記録。“大谷効果”でエンゼルスの快進撃が止まらない。
ここまでスタメン6試合はすべて「8番・DH」で出場していた大谷は、打順を1つ上げて7番で先発。0-0で迎えた2回は先発右腕ハメルの内角への直球を捉え、レフト線に運ぶ自身初の二塁打とした。ここは得点にはつながらなかったものの、エンゼルスは3回に主砲プホルスの2ランで先制。しかし、その後、逆転を許してしまう。
大谷はその後、2打席凡退。エンゼルスはプホルスのタイムリーで1点を返すも、3-4と1点を追う展開で8回へ。連勝がついに止まるかと思われたが、先頭コザートがヒットを放つと、大谷も右腕グリムから技ありの中前打。カーブをセンター前に運び、チャンスを広げた。ムードはガラリと変わり、その後、代打バルブエナのタイムリーで同点に。そして、キンズラーの犠飛で大谷が勝ち越しの生還。見事な逆転勝...