ロイヤルズ戦前の練習中の心温まるストーリー
エンゼルスの大谷翔平選手が12日(日本時間13日)、「8番・DH」でスタメン出場する敵地ロイヤルズ戦の試合前練習で見せた心温まる行動が話題になっている。複数の米記者がツイッターなどで報告している。
「この子はレオ・グアステージョ君。6歳です。このバットを手に入れた経緯は素敵な物語です」と、ロイヤルズカラーの練習着を身につけ、ロイヤルズ本拠地カウフマンスタジアムのグラウンド上で満面の笑みを浮かべる男の子の写真をツイートしたのは、米「Yahoo!スポーツ」のジェフ・パッサン記者だ。オープン戦で見た大谷の評価を間違えたと、先日“公開謝罪”した記者でもある。ツイッターで紹介されたレオ君の手には、アシックスのマークの入った黒いバットが握られていた。
パッサン記者が6度のツイートに分けて綴ったのは、大谷とレオ君の心温まるストーリーだった。父と一緒に球場へ練習見学に訪れていたレオ君は、打撃練習を終えてファンにサインする23歳二刀流に遭遇。「頼めばバットがもらえるかも」という父のアドバイス通り、大谷に向かって「バットもらえませんか?」と英語で繰り返し話し掛けたという。これに気付いた水原通訳が大谷にレオ君が何を言っているのか伝えると、大谷は冗談めかして「あげねーよ」と言いながらも破顔。一旦、クラブハウスに戻ったものの約4分後に再びグラウンドに姿を現すと、漢字で「大谷」と名前の入ったバットをレオ君にプレゼント...