大谷は大投手コロンの前に二ゴロに倒れる
4月10日(日本時間11日)、エンゼルスの大谷翔平は敵地レンジャーズ戦の9回に代打で登場した。打球は速かったが、二塁手の正面を突いて二ゴロに倒れた。この日対戦したのは、今季MLB最年長、44歳のバートロ・コロン。23歳の大谷との年齢差は約21歳2か月だった。
コロンは若い頃は豪腕投手として知られたが、次第に2シームやチェンジアップを投げる技巧派に変身。アスレチックスに所属した2012年には、東京ドームで開催されたマリナーズとの開幕シリーズ第2戦で先発し、イチローを4打数無安打に退け、8回自責点1の快投を見せた。ここまで通算540試合に登板し、240勝176敗の成績。90年代から大活躍したコロンと大谷翔平の対戦は、歴史的と言ってよいだろう。
日米の野球史には、20歳以上の年齢差がある選手同士の対戦がしばし...