浦和レッズ阿部勇樹とシンシナティ・レッズ秋山翔吾 夢のW“レッズ”対談(前編) リーダー論と日本代表への思い【シンシナティ・ノート特別編】

2020.6.22(月) 17:00 氏原英明

 並び立つ巨星――。
 MLBシンシナティ・レッズ秋山翔吾、J1浦和レッズ阿部勇樹。
新型コロナウイルスの禍(わざわい)に見舞われ、スポーツイベントの多くが自粛を余儀なくされ悶々として日々を過ごすなか、プロスポーツのトップランナー二人が語り合う。
 浦和レッズ 阿部勇樹選手。1998年にジェフユナイテッド市原加入後、当時Jリーグ最年少で初出場。2003年には当時21歳でキャプテンに就任。日本代表(A代表)にも抜擢される。2007年に浦和レッズ移籍すると、献身的なプレーとリーダーシップで不動の人気を確立。2010年にはイングランド2部のレスター・シティFCに移籍。さらに同年、FIFAワールドカップ 南アフリカ大会に出場し、ベスト16の成績を残す。2012年に浦和レッズ復帰後は、ACL制覇、FIFAクラブワールドカップ出場などチームを躍進へと導く。ポジションはMFおよびDF。複数ポジションをこなす意の「ポリバレント」という言葉を、彼に重ねるサッカーファンも...

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