4月10日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと楽天の今季初対決。2勝7敗で最下位に沈んでおり、なかなか波に乗れない両チーム。先発はオリックスが金子千尋投手、楽天が岸投手である。
精密なコントロールを持つ好投手同士の投げ合いということで投手戦が予想されたが、金子千尋投手は立ち上がりから苦しんだ。その隙を逃さず、初回、先頭の島内選手と2番・茂木選手が連打で攻める。3番・ペゲーロ選手は三振に倒れたものの、1死1,3塁から4番・ウィーラー選手のゴロの間に三塁走者が生還。楽天がスピーディーに1点を先制した。
3回表にも、先頭のオコエ選手が死球を受けるなどして2死2塁の場面、3番・ペゲーロ選手が金子千尋投手の高めの直球を捉えた。ペゲーロ選手らしい豪快な打球は右中間席上段に飛び込む2ランとなり、これでスコアは3対0。試合序盤で、楽天が3点のリ...