台湾プロ野球でのチアリーダーの存在とは
世界最速で開幕した台湾プロ野球(CPBL)は今、人数制限付きで観客動員を開始するなど、そのいち早い動向が、世界中の野球ファンからの注目を集めている。
WEB配信された開幕戦の視聴数は前年比137%と大きく数字を伸ばし、今回のコロナ禍ではじめて台湾プロ野球を目にした人も多いのではないだろうか。
そんななか、選手達の躍動感溢れるプレーと共に映し出されるチアリーダーたちにもまた注目が集まり、その華やかさに熱い視線が注がれているのだ。
台湾プロ野球といえば、ベンチ上のスタンドで各選手の応援ソングに合わせてチアリーダーがダンスやコールで観客を盛り上げ、ファンはそれに合わせ歌い・踊るという独自の応援スタイルがある。簡単な振り付けのため、初めて来場したファンでも真似して楽しむことができ、応援に熱狂と一体感が生まれる。球場の中に、誰でもスッと入っていける空間を作るチアリーダーの存在はとても大きいのだ。
今では一軍4球団(現二軍のみの味全ドラゴンズを含めると5球団)全ての球団にチアチームがあるが、2005年に台湾プロ野球に初めてチアリーダーを取り入れたのが「楽天モンキーズ」のチアチーム「Rakuten Girl...