「ポケモンカード」「遊園地」…甘~い誘惑に負けたから今がある
大好きな野球が見られない。Full-Countでは選手や文化人、タレントら野球を心から愛し、一日でも早い事態の収束を願う方々を取材。野球愛、原点の思い出をファンの皆さんと共感してもらう企画を用意した。題して「私が野球を好きになった日」――。第2回はモデルで野球女子の坪井ミサトさん。今、野球に携わる仕事ができるのも、小学1年生の時からやっていた少年野球があったからと感謝する。
NPBの始球式に“登板”する機会はこれまで5度あった。見事な投球フォームから投げられたボールに驚いたファンも多いだろう。これまでも東京ヤクルトの公認サポーターや千葉ロッテキャンプ中継のリポーターなどを務めた坪井さんは小学校1年生の時に5歳違いの兄がやっていた少年野球チームに入ったことが野球との出会いだった。
「土日と祝日はお兄ちゃんの野球の練習に家族で出かけていっていました。そこで、コーチや、同い年の子と遊んでいたので(少年野球チームは)楽しいというイメージしかなかったんです。そこで、お兄ちゃんに“誘惑”されたんです。『ポケモンのカードをあげるから、入ろうよ』と。くれるんだったら入る……という感じで、練習に参...