3試合で2本塁打&初登板初勝利「才能に疑いの余地はない」も…「結論は時期尚早」
エンゼルスの大谷翔平選手がメジャー1年目で早くも米メディアの話題を独占している。4日(日本時間5日)のインディアンス戦ではサイ・ヤング賞右腕のコーリー・クルーバー投手から衝撃の2ランを放ち、2試合連続本塁打をマーク。投手としても2日(日本時間3日)のアスレチックス戦で初先発初勝利を飾った。
2001年シーズンに走攻守で圧倒的なパフォーマンスを披露し、新人王とMVPを同時受賞するというメジャー史上2人目の偉業を達成したマリナーズのイチロー外野手を彷彿させるほどの、巨大なインパクトを残している大谷選手。イチロー選手に続く、メジャー史上3人目の快挙は可能なのだろうか――。アメリカの名物コラムニストが二刀流のスーパースターの衝撃の1週間とともに、今季の賞レースも占ってくれた。
「アンビリーバブルだ。真剣に彼はアンビリーバブルだ。しかし、全てにおいて、何かを結論づけるには時期尚早だ。今年に関しての最大のテーマはいかに投手として相手打者に、打者として相手投手に適応していくか、だろう。彼は打者としても投手としても学ばなければいけない。才能に疑いの余地はない。だが、メジャーリーグは修正のスポーツ。相手も次々に対策を講じてくる。オオタニには他の選手よりも2倍以上のプロセスが存在す...