北海道日本ハムのマジックは「1」。今日の試合で北海道日本ハムが勝利、もしくはQVCマリンの試合で福岡ソフトバンクが敗戦となれば、待ちに待った4年ぶりのリーグ制覇となる。対する埼玉西武は、1ゲーム差で迫る5位・楽天の追撃を振り切り、4位を死守するためにも、残り2試合はいずれも負けられない。
本拠地で今季最後の2戦を迎える埼玉西武は初回、先頭の秋山選手が死球で出塁し、続く2番・外崎選手が内角低めの直球を迷いなく振り抜く2号2ラン。「今日も全力でいきました。 先制できて良かったです」という若獅子の2試合連続弾で幸先良く先制点を奪う。
初回からいきなりの援護を得た埼玉西武先発・岸投手は、初回から全力投球。150キロ近い速球に加え、ホームベース手前で急激にブレーキがかかるカーブで相手打線を翻弄。4回まで無安打に抑え、許した走者は味方の失策による1人のみという素晴らしい投球...