唐川侑己(からかわ・ゆうき)/投手
#19/1989年7月5日生まれ
181cm・87kg/右投右打
地元千葉の成田高校から2007年の高校生ドラフト1巡目でプロ入り。球速の差が少ない直球とスライダー(カットボール)を主体に、緩く大きなカーブや目先を変えるスプリットといった球種を交えて打者を打ち取っていく右腕だ。高卒1年目の2008年に早くも5勝を挙げると、2年目の2009年から先発ローテーションに定着。2011年には12勝6敗、防御率2.41という好成績を残し、次代のエースとして大きな期待がかけられた。
しかし、その後は相次ぐ怪我に悩まされたこともあり、2013年からは成績も徐々に悪化。試行錯誤を重ねた2016年には15試合で6勝6敗、防御率2.84と復活を感じさせる成績を残したが、翌2017年には21試合で5勝10敗、防御率4.49と再び不振に陥ってしまう。2018年も4度の先発で1勝3敗、防御率5.48と苦しんでいたが、シーズン途中のリリーフ転向が大きな...