各球団の「4番打者」といえば、どの選手が真っ先に思い浮かぶだろうか。すぐに名前が挙がる選手は、シーズンを通して「主砲」としての役割を果たした選手がほとんどだろう。
では、「各球団で2019年に4番を打った全ての選手」が思い浮かぶだろうか。シーズンを通して4番が固定されていることが理想かもしれないが、現実はそこまで単純な話ではなく、先発メンバーの「4番」に、いつもの名前がないことは、その試合の間は違和感を覚えるかもしれない。だが、143試合を戦い終えた時点では、記憶の隅へ消えてしまっている可能性が高いはずだ。
ここでは、パ・リーグ6球団における2019年の「4番打者」にフォーカス。1試合だけ、もしくは数試合のみの「幻の4番」を思い起こしてほしい。
埼玉西武ライオンズ:3選手
山川穂高:104試合
(32本塁打、86打点、打...