米ラジオ局で解説の元新人王も感心「1週間に一度のペースでこの結果を残すなら」
1日(日本時間2日)、敵地でのアスレチックス戦でメジャー初先発初勝利を飾ったエンゼルス大谷翔平選手。2回にチャップマン選手に3ランを浴びたが6回3安打6奪三振3失点の好投を見せた。最速160キロの直球に宝刀スプリットを駆使し立ち直った右腕に、現地の解説者からも「手に負えない程の直球の質」と称賛の声が上がっている。
初回からエンジン全開だった。先頭・セミアン選手をスプリットで空振り三振を奪うと、2死から3番オルソン選手への初球で最速160キロを計測。2点リードの2回にチャップマン選手には逆転3ランを浴びたが、そこで崩れなかった。3回を3者凡退、4回も四球で走者を許したが後続を打ち取り無失点。5、6回も再び3者凡退で締める好投だった。
序盤は力のある直球で押し、中盤からはスライダー、スプリットを織り交ぜる組み立てで立ち直りを見せた内容に、米ラジオ「MLB Network Radio on SiriusXM」でも歓喜の声が上がった。実況は「全体的に彼の今日の登板は圧倒的でした。彼は(彼自身を)誇りに思うべきです」と大谷選手の...