プロ通算4本塁打、井口監督「今年が一番のチャンスであり一番のピンチ」
“アジャ"井上がお立ち台で「春男から脱皮します」と宣言し、本拠球場を埋めたファンからヤンヤの喝采を浴びた。千葉ロッテの4番・井上晴哉内野手が31日、本拠地での楽天戦で、自身プロ初となる2打席連続本塁打をマーク。井口資仁監督の初勝利に花を添えた。
初回に美馬投手のフォークをとらえ、左翼最前列に今季1号アーチをかけると、3回の第2打席では先頭・中村選手の1号ソロとアベック弾。同じく美馬投手の143キロのストレートを中堅バックスリーン右へ突き刺した。
2本目は“野球の師匠"と慕う井口監督が、昨年9月24日の引退試合で9回に放った同点2ランを彷彿とさせる軌道を描いた。金森打撃コーチと共に、井上選手にはセンター返しの基本を徹底指導している井口監督も「2本目はよかった。今後も4番を打ってもらわなきゃいけない選手。今まで何回もトライして失敗してきている。一皮も二皮もむけてほしい選手」とハッパを掛け、さらなる奮...