ゲーム差なしで迎える天下分け目の大一番。今季のレギュラーシーズンでは今日からの2連戦が最後の直接対決となる。福岡ソフトバンク・千賀投手と北海道日本ハム・大谷選手。若き両右腕が大事なカードの初戦のマウンドを任された。
今季ここまでの対戦成績で13勝9敗、ヤフオクドームでも7勝3敗の北海道日本ハムが2回表に試合を動かす。1死から6番・岡選手が四球で出塁し、続く7番・レアード選手が「フォアボールだったから、初球を狙いにいった」と積極的に打ちにいく38号2ラン。「大谷にも楽に投げてもらいたいから、先制できて良かった」という鮮やかな一撃で、まずは先取点を奪取する。
初回、2回といずれも得点圏に走者を背負った大谷選手だったが徐々に立ち直り、3回裏の福岡ソフトバンクの攻撃を3人で打ち取ると、力強くガッツポーズ。この一戦にかける気持ちを全面に押し出し、相手打者を力でねじ...