「自分が打たないと勝ちがない」。強い気持ちでベテランが試合を決める

2018.3.31(土) 00:39 パ・リーグ インサイト

想いが勝利につながった。楽天が延長12回に勝ち越しを決め、開幕戦を白星で飾った。試合を決めたのは35歳のベテラン。延長12回2死1,2塁、藤田選手が益田選手から決勝の右前打。「自分が打たないと勝ちがないと思って打席に立ちました」。フラフラっと上がった打球は右翼手の前にポトリと落ちた。
藤田選手はこの日、ベンチスタート。成長著しい内田選手がオープン戦でアピールに成功し、開幕戦一塁手の座をつかむなど、若手の台頭があった。だがベテランは少ないチャンスをモノにする。逆転直後、8回裏の守備から出場。今季初打席の11回無死ではヘッドスライディングでの一塁への内野安打を放ち、2打数2安打と結果を残した。
試合は両エースが引っ張る投手戦。涌井投手が7回無失点とすれば、則本投手も7回1失点。千葉ロッテも逆転を許した後に楽天の守護神・松井投手を攻めて同点とするなど、ホームチームの意地を見せたが、最後...

続きを読む

関連選手記事/PLAYER

関連チーム記事/TEAM