中心選手としての自覚も芽生える「背中で引っ張っていきたい」
埼玉西武の平井克典投手が3日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、6500万円アップの年俸1億円でサインした(金額は推定)。
今季プロ野球史上歴代2位となる81試合に登板した「平井さま」が、ついに大台に到達した。セットアッパーとして開幕からフル回転し、僅差での勝ちパターン、同点、回跨ぎ……。状況をいとわず、変則フォームから投じる直球とスライダーのコンビネーションで、パ・リーグの名だたる強打者たちをねじ伏せてきた。
シーズン後半は調子を落としたものの、その快刀乱麻のピッチングでチームの窮地を幾度となく救ってきた右腕は「想像以上に評価していただいた」とニッコリ。プロ入り3年目で、スター選手の仲間入り...