“ホームランラグーン”設置による影響は? 千葉ロッテの選手たちが感じた変化

2019.11.28(木) 11:00 パ・リーグ インサイト 岩下雄太
マリーンズ・2019年のラグーン弾まとめ(C)パーソル パ・リーグTV

ホームランラグーン設置でチーム本塁打数が大幅アップ??

 千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアムでは、今季から外野席の手前に「ホームランラグーン」と呼ばれるエリアが設置され、フェンスの位置がこれまでより最大4メートル手前にせり出した。“ラグーン効果”があったのか、昨季まで8年連続で100本未満だったチーム本塁打数が、今季はリーグ3位の158本塁打に。千葉移転後最多となるシーズン本塁打数を記録した。ZOZOマリンスタジアムでの本塁打数も、昨季の36本(70試合)から、今季は72本(70試合)と倍に増えた。
 本拠地での本塁打数が予想通り増加した一方で、ラグーンによる本塁打はわずかに15本。“ラグーン弾”を放った選手を見ても、1番多かった選手で、レアード選手、鈴木大地選手、中村奨吾選手の3本だった。果たしてラグーンが設置されたことで、シーズン通して攻撃面に変化はあったのだろうか——。
 的場直樹一軍戦略兼バッテリーコーチ補佐は、「作戦面ではホームランが打てる打者のときに、走ってもいいというグリーンライトのサインをストップにすることはありましたけど、全体的に作戦面で変わったところはそこまでないです...

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