なぜ、メヒアは松井裕樹をあれだけ打てたのか? 3打席の詳細から理由を探る

2019.11.29(金) 18:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
9/20 ライオンズ対イーグルス ダイジェスト

今季の対戦成績は打率.750、3本塁打、OPS3.800と、まさに驚異的

 エルネスト・メヒア選手が今季見せた活躍が、実際の数字以上に印象に残っている方の数は、決して少なくないのではなかろうか。今季は75試合で6本塁打、31打点、打率.211という成績で、本塁打と安打数は来日後ではワーストだった。しかし、9月に入ってからは2度のサヨナラ打を放ち、9月23日の楽天戦では8回に満塁の走者を一掃する決勝の適時二塁打。9月はOPS.989と勝負所で大きく調子を上げ、チームのリーグ連覇にも貢献を果たしている。
 その終盤戦において、ファンの間ではメヒア選手が楽天の松井裕樹投手に対して発揮した相性が話題となった。この2選手の2019年シーズンにおける対戦成績と、通算の対戦成績は以下の通りとなっている。
2019年:4打数3安打3本塁打5打点1四球 打率.750 出塁率.800 長打率3.000 OPS3.800
通算:20打数9安打5本塁打9打点4四球 打率.450 出塁率.542 長打率1.250 OP...

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