4年ぶりのリーグ制覇へ向け、少しでも多くの白星を積み重ねて追いすがる2位・福岡ソフトバンクを突き放したい首位・北海道日本ハム。対するは、今日の試合で敗れればクライマックスシリーズ進出の可能性が完全に消滅するオリックス。ともに大事な一戦を迎える。
北海道日本ハムの先発は復帰後2試合目の先発登板となった大谷投手。初回から160キロ近い球速を計測し、2回にはホームベースの手前で急激にブレーキがかかるスライダーも織り交ぜ、3者連続三振。立ち上がりからエンジン全開で相手打者を抑え込んでいく。
3回、オリックス先頭の7番・小島選手が二塁打で出塁し、続く8番・園部選手に四球を選び、1死2,3塁。大谷選手は日本プロ野球最速を更新する164キロを糸井選手に投じるが、糸井選手はこれをセンター前にはじき返し、この間に2人が生還。常人の常識を超えた対決を「超人」が制し、オリックスが2点...